コラム

【元アル中】禁酒初日から3週間で得られる効果を時系列でまとめます!

cocoro' blogの男性代表ライターのノッシです。

禁酒をふと思い立ち、3週間が経過しました。

10年間、休肝日無しで飲み続けてきた僕ですが3週間禁酒したことで様々な変化がありました。

僕はしばらくこういったことに悩まされてきました。

顔のくすみ、くま

顔のむくみ

肩こり、首こり

下痢

寝起きの悪さ

疲労感、倦怠感

結論からお伝えすると3週間の禁酒によってどれも改善されています。

もちろん個人差はあると思いますが僕の体験談から3週間の禁酒で期待できる効果をまとめていきたいと思います。

 

 

プロフィール(禁酒前の飲酒習慣)

禁酒するまで10年間飲み続けてきました。

お酒に溺れてしまったのは10年前に経験した失恋がきっかけです。

1年くらいで失恋に対するショックは癒えたのですが、気付けばお酒を飲まないと寝られないという体になっていました。

それから寝るためにお酒を飲むという習慣が続きあっという間に10年経っていました。

 

10年間で飲むお酒の種類は変化してきましたが、酔い潰れるまで飲むという習慣は変わってません。

ストロング系のロング缶を毎晩3本飲んだり、赤ワインを1、2本飲んだり酔い潰れるまで飲まないと寝られない状況でした。

そんな飲酒習慣により心と体はボロボロです。

 

周囲からは顔色の悪さむくみについて指摘されることが多かったです。

また肩こりや首こりがひどく、いつも湿布を貼って過ごしてました。

さらに疲労感や倦怠感により何をするにも億劫になり行動できない人間になっていました。

 

・友達に誘われても行く気が起きない

・仮に外出できたとしても早く帰宅したい

・嫌な仕事や作業を後回しにしてしまう

こういったことがしばしばありました。

 

ところで、お酒が好きとかそういった感情で飲んでいたのではありません。

毎晩の定例行事みたいな感じで惰性で飲み続けていただけです。

お酒の味わいとかが好きなのではない

安い酒でもいいから酔っ払いたい

こう考えているありふれたアルコール中毒者というのが禁酒前の僕です。

 

 

禁酒から1週間目のまとめ

まず、アルコールに依存している人間にとって最初の1週間が最大の壁です。

毎日、悪魔のささやきとの葛藤であることを覚悟しておいてください。

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とにかく寝付けない

禁酒し始めて数日間はなかなか寝付けません。

布団に入る時間は禁酒前と同じにしていましたが、目を瞑ったまま1時間過ぎてしまうということがありました。

ところが、1週間ずっと寝付きが良くないという日々が続くわけではありません。

2、3日程度で寝付きが気にならない程度になるのでご安心ください。

 

まずは精神状況が改善

僕の場合、まず精神状況に変化がありました。

お酒を毎晩大量に飲んでいた頃は、日中とにかくイライラすることが多々ありました。

些細なことでもイラッとしてしまう僕でしたが、3日目から徐々にイライラすることがなくなりました。

急に先延ばし癖が改善されたとか、行動力が増すとか、そういったことはありません。

ただ、気持ちが明るく前向きになってきます。

 

スッキリ目覚めることができる

寝付きが良くなってきた3、4日目の朝から目覚めがスッキリしていることに気が付きます。

禁酒を始める前は起きる予定の時刻の3時間前くらいに目覚めてしまうことがありました。

ところが禁酒によって睡眠の質が改善され途中で起きなくなっていきます。

目覚ましが鳴って「まだ寝てたい〜」とスヌーズにするあの感覚がなくなります。

 

肩こり・首こりの改善

禁酒して1週間近くなってくると肩や首のこりが軽減されていきます。

アルコールのせいで肩や首のこりが慢性的になっていたので、この変化には驚きました。

毎晩貼っていた湿布も必要なくなりました。

 

 

禁酒1週目はとにかく「お酒飲みたい」願望との戦いです。

ただ、日に日に体調の変化を感じられると思うので毎日自己承認していけば、きっと乗り越えられるはずです。

1週目のポイント

1週目は見た目には感じられない内面的な変化が大きい!

 

禁酒から2週間目のまとめ

禁酒し始めて2週間目となるとお酒がない生活にも慣れていきます。

とは言っても油断が生まれる時期でもあるので注意が必要です。

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逆に寝起きが悪くなる

1週間も経つと目覚めがスッキリという新鮮さも失われます。

体内にアルコールはないので目覚めの不快感はありません。

しかし、「もっと寝ていたい」という願望はもちろんあります。

ただ単に怠け者な性格のせいかもしれませんが目覚めがスッキリという感覚は2週目から無くなりました。

 

甘いものが食べたくなる

2週目のある時から無性に甘いものが食べたくなりました。

ちなみにお酒をガバガバ飲んでいた頃は、甘いものが嫌いでした。

久しく食べた記憶がないケーキを気づいたら買っていたのでびっくりです。

お酒で摂取していた糖分が不足して甘いものを食べたくなるのでしょうか。

それともアルコール依存から砂糖依存に変わったとか?

いずれにしても1週間程度で人の味の好みまで変えてしまうとは恐るべし。

 

顔つきが変わる

1週目から徐々に効果が現れていたのですが2週目から目に見えて改善されました。

まず、ブクブクに浮腫んでいた顔がスッキリしました。

2週目になって周りの人から「痩せた?」と声をかけられるようになります。

決して体重が落ちているとかではありません。

顔がシャープになって痩せて見えるのです。

また、顔色もワントーン上がったように感じられます。

くすみやくまも2週目にはパッと見分からなくなるくらいまで改善しました。

 

家にいるのがもったいなく感じる

僕は怠け者の極みです。

誘われない限りは決して外出しないし誘われてもまずは渋ります。

そんな僕ですが2週目の週末にはブラブラと散歩に出かけていました。

禁酒によってフットワークも軽くなるようです。

気持ちが前向きになっているので何でも挑戦したくなります。

 

 

1週目を乗り越えられた人にとって2週目はそこまでキツくないように感じられるはずです。

お酒を飲みたいと感じることもかなり少なくなってきます。

ただ、甘いものが止まらなくなるのでダイエット効果を期待して禁酒をしている方は注意した方が良さそうです。

2週目のポイント

禁酒生活に慣れはじめる

周囲に気づかれるくらい外見に変化が出てくる

 

禁酒から3週間目のまとめ

禁酒3週目は一番直近の記憶だというのに、正直あまり覚えていません(笑)。

というより、2週目に比べると印象的な効果がありませんでした。

3週目の効果のイメージとしては1、2週目で改善されたことが更に改善される形です。

 

悪魔のささやきが消える

禁酒していることを忘れてしまうほど、お酒のことを考えなくなります。

なぜこれまでお酒に固執していたのか...。

お酒を飲んで犠牲にしていた夜の時間帯を有意義に使えるようになりました。

YouTubeとか映画はお酒を飲みながらでも楽しめますが、読書はシラフの状態で行った方がいいですよね。

他にもランニングとか筋トレといった運動もおすすめです。

 

行動力は上がり続ける

「そうだ、髪を切りに行こう」

「部屋の掃除をしよう」

といったように普段後回しにしていることを消化していきます。

これも立派な禁酒効果ですよね。

「〜しなきゃ」から「〜したい」というマインドになるのが僕の感じたメンタル面での効果です。

 

下痢の改善

禁酒前、気になっていた毎朝の下痢がなくなりました。

また食後すぐ現われる謎の腹痛もすっかり気にならなくなりました。

アルコールで過剰に摂取していた水分がなくなるので下痢も少なくなります。

腹痛で朝目覚めるということがなくなって本当に快適です。

 

 

3週目は正直、かなり楽でした。

完全に禁酒が生活に溶け込んでいるので自分の趣味など充実した日々を送れるはずです。

3週目のポイント

3週目は大きな変更なし

1、2週目に改善された内容が更に良くなる

 

禁酒のコツ『お酒は何かとセットになっている』

僕の実体験から言うと禁酒の難しさはとにかく最初の数日間にあると思います。

この数日間を乗り越えると1週間、2週間そして3週間と続いていきます。

 

僕みたいにお酒を習慣で飲んでいるタイプにとって、お酒は何かとセットになっています

お酒は何かとセット

『仕事終わり(風呂上がり)に一杯』

『YouTube(映画)観ながら一杯』

『ゲームしながら一杯』

などなど、〜したら一杯とか〜しながら一杯といったように飲酒と因果関係にある行動があるはずです。

禁酒のコツは飲み物をノンアルコールに変えるか、飲酒と因果関係にある行動を変えるかのどちらかです。

 

禁酒のコツ

・飲み物をノンアルコールに変える

or

・飲酒と因果関係にある行動を変える

例えば、YouTubeを観ながらお酒を飲んでしまう方だったら、お供に飲んでいるお酒をジュースに変えるか、『YouTubeを観る』という行動を別のことに変えればいいということです。

ところが、仕事終わりにお酒が飲みたくなる方にとって、『仕事終わり』という行動は変えられません。

なのでこういった場合は飲み物をノンアルコールに変えるしかないのです。

『飲み物をノンアルコールに変える』か『飲酒と因果関係にある行動を変える』かのいずれかを実行できれば禁酒はうまくいくはずです。

 

お酒の代わりにおすすめなモノ・コト

夜の寝るまでの時間にYouTubeを観ながらお酒を飲むというのが僕の日課でした。

今回の禁酒では『YouTubeを観る』という行動は変えず、お共に飲んでいる飲み物を”炭酸水”に変えました。

もちろん最初は抵抗がありますが段々慣れていきます。

炭酸水にはいろんなフレーバーがあるので飽きずに毎日飲めるので、『飲み物を変える』派の方には炭酸水がおすすめです。

 

次に『飲酒と因果関係にある行動を変える』派の方の場合、飲酒しながらだとできないような行動に変えるのが一番いいです。

ランニングしながらお酒を飲む人なんていないですよね?

酔っ払った状態だと読書は難しいですよね?

そう考えると、ランニングや筋トレなどの運動系や読書や資格の勉強といった文化系、こういったところがおすすめです。

 

まとめ

ここまで僕の3週間禁酒の体験談と簡単に禁酒のコツを紹介させていただきました。

アルコールにかなり依存していたのでまさか自分が3週間も禁酒できるなんて思っていませんでした。

最初はなかなか辛いですが、案外早くお酒の無い生活に慣れることができます。

ちなみに僕は喫煙者です。

これまで禁煙に取り組んでは失敗してを繰り返してきました。

そんな僕からすると禁煙なんかより禁酒はよっぽど楽です。

数週間で身体の中から外まで驚くほど効果を感じられるはずですので、是非皆さんチャレンジしてみてください!

僕は、禁煙にも今度チャレンジしたいと思います( ゚д゚)ノシ 多分やらない

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